地下鉄

  • 2008/04/09(水) 20:39:11

20080409203911
真っ暗な空間を
光の箱が走る

まっすぐ
ひたすら
まっすぐ

行く先が同じだとは
とても思えない
目を合わせることなく
合うとすぐに逸らす
同じ箱に乗り合った
客達

パラレルワールドに
迷い込んだ錯覚

途中乗り込む者
降りる者
他者との刹那の交差
関わり合うことのない
交差

外とは対照的に明るい車内
車窓に映った自分の顔は
色彩を奪われ
陰影が深い

次の駅で降りたなら
今度はどんな次元に
踏み込むことになるのだろう