想い

20080530213631
夜をめくる

一枚
二枚

幾枚めくると
夜が明けるのか

更に
一枚
二枚

夜の気配が
色濃くなってゆく

一枚
二枚

更なる闇から
夜明けまで
あと幾枚

わたしが決めるのではないか?
わたしさえ想えば
夜は更け
陽は射すのではないか?

めくれ
めくれ
めくれ

【2008/05/30 21:36】 poetry | TRACKBACK(0) | COMMENT(7)
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地下鉄

20080409203911
真っ暗な空間を
光の箱が走る

まっすぐ
ひたすら
まっすぐ

行く先が同じだとは
とても思えない
目を合わせることなく
合うとすぐに逸らす
同じ箱に乗り合った
客達

パラレルワールドに
迷い込んだ錯覚

途中乗り込む者
降りる者
他者との刹那の交差
関わり合うことのない
交差

外とは対照的に明るい車内
車窓に映った自分の顔は
色彩を奪われ
陰影が深い

次の駅で降りたなら
今度はどんな次元に
踏み込むことになるのだろう

【2008/04/09 20:39】 poetry | TRACKBACK(0) | COMMENT(6)
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あの空間

20080405030602
木漏れ日が
放射線状に流れ落ちる
濃い緑にスパンコール

木々が水を吸い上げる音
沢蟹が岩の陰に逃げ込む

舞台のように
目を吸い寄せる
あの空間に
ただこの身をおく

吸い取られてゆくのか
与えられているのか
身体の中を循環してゆく

ちらちら ちらちら
羽虫のように
視界を覆い尽くす

冷気のように
降りそそぐ飛沫

癒して
痂(かさぶた)をはがして

【2008/04/05 03:06】 poetry | TRACKBACK(0) | COMMENT(0)
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かくれんぼ

20080325001819
深く 深く
陽の光
届かぬところ
海藻に包まれ
深く 深く

深すぎると烏賊がくる
浅いと光にさらされる

イソギンチャクが脚を舐め
小魚が指先をついばむ

わたしは想う
過去を 未来を
どこから
そして
どこを目指して

珊瑚の指輪は
置いてゆこう

真珠のピアスは
アシカにあげる

海藻に身を委ね
もう少し眠って

泡の音
遠くに消えたら
貝がきつく閉じた証

烏賊には見つからないように
決して姿を
とらえられぬよう

虹をここへ
ここへ敷いて
そして包(くる)んで
匿って

かわりにわたしの
眼をどうぞ
あなたのなくした
眼をあげる

【2008/03/25 00:18】 poetry | TRACKBACK(0) | COMMENT(6)
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20080313212719
どれくらい遡るなら
あなたとの関係が
修復できるのでしょう

あの時
いいえ
もっと以前の
あの時?

いったいどこで
間違ってしまったのかしらね

遠く離れてしまったけれど
いつかは逢いたい

リセットできないのは知ってる
けれど
あなたにとって
わたしが必要ないとは
思えない

わたしにとっても
あなたは必要

見習うべきモノはなかったけれど
たくさん学んだ
間違いなくあなたは
わたしのRoots

拗ねてないで
いつかは帰ってきてね

【2008/03/13 21:27】 poetry | TRACKBACK(0) | COMMENT(2)
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